「単身赴任中の夫が浮気しているかもしれない…」
「旦那が赴任先で不倫しているかも…」
単身赴任中は夫と離れて暮らすことになり、浮気や不倫を心配するのは自然なことです。
「夫を信じたい」と思いながらも、不安が募ってしまい、気になって仕方ないこともあるでしょう。
この記事では、単身赴任中に浮気をする人としない人の特徴を解説し、浮気の兆候や確認方法、発覚後の対処法についても紹介します。
単身赴任中に浮気しない人はどのくらい?
一般的な夫婦関係における浮気の経験がある人とない人に関する調査結果は、以下のとおりです。
2つの調査結果を見ると、浮気をしたことがある男性は約2割〜4割、浮気をしたことがない男性は約6割〜8割。
一方、女性では、浮気経験がある人が約1割〜2割、浮気をしたことがない人は約8割〜9割となっています。
単身赴任になると、夫婦が別々に生活することになるため、浮気の割合がさらに増えることが予想されます。
単身赴任中の浮気のきっかけは?
浮気のきっかけに関する主な調査結果は以下のとおりです。
■マッチングアプリ情報メディア「ふくむすび」の調査
『浮気をした理由』
性欲を満たしたかった | 男性41.0%、女性19.7% |
夫婦関係が悪かった | 男性9.0%、女性31.8% |
魅力的な人と出会った | 男性26.9%、女性24.2% |
刺激が欲しかった | 男性20.5%、女性15.2% |
その他 | 男性2.6%、女性9.1% |
『出会いの場』
職場 | 男性35.9%、女性37.9% |
出会い系アプリ | 男性19.2%、女性22.7% |
友人・知人 | 男性15.4%、女性25.8% |
趣味 | 男性10.3%、女性3.0% |
その他 | 男性19.2%、女性10.6% |
■相模ゴム工業株式会社の調査
『出会いの場』※上位3つ
同じ会社 | 22.9% |
友人 | 14.7% |
友人の紹介 | 11.8% |
上記のとおり、最も多い出会いの場は「職場」です。
そのため、職場に異性が多い環境では、注意が必要かもしれません。
浮気し放題?単身赴任中に浮気が多くなる理由
単身赴任では夫婦が別々に暮らすことになり、浮気のリスクが高まるとされています。
ここでは、 単身赴任中に浮気が多くなる理由について詳しく解説します。
1人の時間が増えて独身気分になりやすい
単身赴任になると、それまで家族と共有していた時間がすべて自分の自由時間になります。
仕事が終わって家に帰っても、家族に気を遣う必要がなく、休日も自由に過ごせる環境です。
こうした状況では「まるで独身に戻ったようだ」と感じ、つい気が緩んでしまう人も少なくありません。
特に、結婚生活に息苦しさを感じていた人や、もともと自由奔放な性格の人は、単身赴任をきっかけに開放的な気分 になり、浮気に走ってしまうリスクが高まります。
新しい環境でストレスを感じることが多い
単身赴任は、慣れない土地での生活を強いられるため、大きなストレスを伴います。
仕事の成果を求められるプレッシャーに加え、家事や身の回りのことをすべて自分でこなさなければならないため、心身ともに疲弊してしまうことも少なくありません。
そのストレス発散のために飲みに行く機会が増え、そこで新しい出会いに発展…なんてケースもよくある話です。
また、ストレスが溜まると「誰かに話を聞いてほしい」「癒されたい」という気持ちが強くなり、それが浮気へとつながってしまうことがあります。
家族がそばにいなくて寂しさを感じている
単身赴任で最もつらいのは、やはり家族と離れて過ごすことです。
特に、これまで家族との時間を大切にしてきた人ほど、その喪失感は大きくなります。
その寂しさを紛らわせるために、スマホに手を伸ばしてしまう人も多いです。
SNSやマッチングアプリを通じて簡単に異性と繋がることができる現代において、その誘惑に抗うのは決して簡単ではありません。
そして、単なるメッセージのやり取りに留まらず、浮気や不倫に発展してしまうこともあります。
物理的に距離があり浮気や不倫が発覚しにくい
単身赴任は、奥さんと物理的な距離が発生するため、浮気が発覚しにくいという側面があります。
奥さんは日常的な生活圏から離れているため、旦那さんの行動を監視することが難しくなります。
「バレなければ何をしてもいい」というわけではありませんが、「見つからなければ大丈夫」という心理的なハードル が下がってしまうのは否めません。
その結果、独身気分になった旦那さんが浮気や不倫に走ることがあるのです。
浮気相手を自宅に呼んでもバレる心配が少ない
単身赴任中は、自宅に誰かを呼ぶことへの抵抗が少なくなりがちです。
家族がいないため、誰にも邪魔されずに過ごすことができ、浮気相手を自宅に招いても、家族にバレる心配がほとんどありません。
「家に呼ぶのはちょっと…」と思う人でも、ホテルを利用すれば、誰にも知られることなく密会を楽しむことができます。
このような環境により、単身赴任中は浮気のリスクが高まることになります。
中には、単身赴任先で同棲していた人もいるようです。
単身赴任でも浮気しない人の特徴
単身赴任は、家族と離れて暮らすことになり、寂しさや自由な時間が増えるため、浮気の誘惑に駆られやすい状況と言えます。
しかし、単身赴任をしても浮気に走らない男性は多く存在します。
ここでは、単身赴任中に浮気をしない人の特徴について見ていきましょう。
仕事に全力投球している
単身赴任は、仕事上の都合で赴任しているため、仕事熱心な人にとって浮気は二の次になります。
特に新しい職場環境では、人間関係や業務に慣れる必要があり、自然と仕事に集中せざるを得ない状況になります。
新規プロジェクトや昇進を目指す単身赴任の場合、仕事や自己成長に時間を費やすため、浮気をする余裕はほとんどないでしょう。
自己成長に時間を費やしている
仕事に関連した自己啓発だけでなく、語学学習や資格取得など、自身のスキルアップに励む人も浮気をしにくいでしょう。
限られた時間を有効活用しようとする意識が高く、自己成長に喜びを感じているため、浮気や不倫といったリスクを伴う行動は避けることが多いです。
お金の使い方が堅実で浪費しない
浮気にはデート代やプレゼント代など、さまざまな費用がかかります。
お金にシビアな人は、無駄な出費を避け、堅実な生活を重視するため、浮気の可能性は低いでしょう。
単身赴任中は生活費が二重にかかるため、さらにお金の管理に気を使うようになり、無駄な支出を避ける傾向が強くなります。
上手にストレスを解消できる
単身赴任は、慣れない環境での生活から、ストレスが大きくなりやすい状況です。
そのストレスを紛らわすために浮気に走る人もいます。
しかし、ストレスをうまく解消できる人は、浮気で気を紛らわす必要がありません。
例えば、休日に趣味を楽しんだり、運動でリフレッシュしたりすることで、心身の安定を保ち、浮気のリスクを避けることができます。
妻や家族への愛情が深い
家族のことを大切にし、強い愛情を持っている人は、浮気によって大切な家族を傷つけるような行動を取りません。
離れて暮らしていても家族への愛情が深いため、浮気の誘惑があったとしても、それを断ち切ることができるでしょう。
夢中になれる趣味を持っている
趣味に没頭することで、単身赴任の寂しさやストレスを解消でき、浮気に走る可能性が低くなります。
仕事以外の時間を充実させることで、心身のバランスを保ち、浮気への関心を減らすことができるでしょう。
これらの特徴を持つ人は、責任感が強く、自制心を持っているため、浮気のリスクに陥りにくいと言えるでしょう。
単身赴任で浮気しやすい人の特徴
単身赴任は、物理的にも精神的にも夫婦の距離が離れてしまうため、浮気のリスクが高くなると言われています。
では、実際にどのような人が単身赴任先で浮気をしてしまうのでしょうか。
ここでは、浮気しやすい人の特徴を紹介します。
社交的で異性の友だちが多い
社交的で誰とでもすぐに仲良くなれる人は、新しい環境でもすぐに周囲に溶け込み、多くの出会いに恵まれます。
特に異性の友人が多い人は、浮気へと発展しやすい関係性を築いてしまう可能性も高くなります。
単身赴任先で寂しさを感じたとき、気軽に頼れる異性がいると、浮気へのハードルが低くなってしまうでしょう。
寂しさを感じやすい
単身赴任中は、家族と離れて暮らすため、強い寂しさや孤独感に襲われることがあります。
特に、寂しがり屋の人はその寂しさを埋めるために、誰かに頼りたくなる傾向があります。
その結果、身近な異性に心の隙間を埋められ、浮気へと発展してしまうケースが多いようです。
仕事に対するモチベーションが低い
仕事に対するモチベーションが低い人は、単身赴任先でも仕事に打ち込むことができず、自由な時間を持て余す傾向があります。
その結果、暇を持て余し、刺激を求めて浮気に走る可能性が高くなります。
一方で、仕事熱心な人は、仕事に打ち込むため浮気を考える暇もないでしょう。
夫婦関係がうまくいっていない
夫婦関係が冷え切っている場合、単身赴任をきっかけにさらに溝が深まることがあります。
日常的にコミュニケーション不足や不満を抱えていると、寂しさや孤独感から、他の異性に安らぎを求めることがあるでしょう。
その結果、浮気に走り、夫婦関係の破綻に繋がるケースも少なくありません。
お金遣いが荒い
お金の使い方が荒い人は、無計画で責任感に欠ける傾向があり、単身赴任中に浮気に走るリスクがあります。
外出して飲み歩くことが多く、その場で新たな出会いが生まれることも珍しくありません。
金銭感覚が甘い人は、特に注意が必要です。
浮気のサイン?単身赴任中に見られる怪しい兆候
浮気をしていると、外見や行動に何らかの変化が見られることがあります。
その変化に気づくことで、相手の浮気を早期に察知することができます。
ここでは、単身赴任中に見られる浮気の怪しい兆候について見ていきましょう。
連絡が以前より少なくなった
以前はよく連絡を取り合っていたのに、急に連絡が減ったり、返事が遅くなったりした場合は要注意です。
また、以前は毎日電話していたのに、最近はLINEの返信だけになったといったように、連絡方法が変わった場合にも注意が必要です。
これには、浮気相手に夢中になっている、浮気相手と一緒にいる、または妻への関心が薄れているなど、さまざまな理由が考えられます。
帰省する回数が減ってきた
以前はよく帰省していたのに、急に帰省の回数が減ったり、理由を尋ねても曖昧な返事が返ってくる場合は、浮気相手と過ごす時間を優先している可能性があります。
特に、仕事がないにもかかわらず連休中に帰省しない場合は、注意が必要です。
急におしゃれに気を使い始めた
これまで服装や外見にあまり気を使わなかった人が、急に身だしなみに気を使い始めたり、ファッションのスタイルが変わったりした場合、浮気相手の影響を受けている可能性があります。
単身赴任先で急にファッションに目覚める理由としては、浮気や不倫など異性関係が影響していることが考えられます。
赴任先への訪問を嫌がるようになった
以前は家族が赴任先に訪れることを歓迎していたのに、急に訪問を避けたり、事前に連絡をするように求められたりする場合、部屋に浮気相手がいることや、浮気の証拠を隠したいのかもしれません。
ビデオ通話を拒むようになった
電話やLINEでの連絡は頻繁に取っていても、ビデオ通話を拒むようになった場合、浮気の証拠がばれるのを避けたいだけかもしれません。
部屋の様子を見られたくない、雰囲気が変わったことを気づかれたくないなど、さまざまな理由が考えられます。
単身赴任中の浮気チェック方法
ここでは、単身赴任中の夫が浮気をしているかどうかを確認する方法を紹介します。
アポなしで突然会いに行く
単身赴任中の夫が浮気しているかもしれない場合、アポなしで突然会いに行くのが効果的です。
浮気をしている場合、部屋に浮気相手の持ち物が置いてあったり、痕跡が残っていることがあります。
あらかじめ訪問予定を伝えると証拠を隠される恐れがあるため、予定を告げずに突然訪問しましょう。
SNSをチェックして行動を探る
近年の浮気では、SNSでのやりとりが重要な証拠となるケースが増えています。
夫のSNSをチェックすることで、浮気の手がかりをつかむことができるかもしれません。
デートスポットや観光地への外出、異性のフォロワーが増えている場合は警戒が必要です。
特に、フォロワーが夫と同じ場所や同じ日に写真を投稿している場合、一緒にいた可能性が高いです。
また、食事の写真などに異性の手や物が写り込んでいないかもチェックしておきましょう。
夜間や週末にビデオ通話で自宅の状況を確認する
ビデオ通話は、夫の顔だけでなく部屋の様子もチェックできるため、浮気の兆候を探るのに有効です。
浮気をしている場合、部屋に浮気相手の痕跡が残っている可能性があり、ビデオ通話を嫌がることが多いです。
以前はビデオ通話に積極的だったのに、急に嫌がるようになった場合は注意が必要です。
ビデオ通話中には「あなたの生活空間を見てみたい」と伝え、部屋全体や洗面台、風呂場、寝室などを見せてもらうようにしましょう。
探偵事務所に調査を依頼する
旦那さんの浮気を本格的に調査したい場合、探偵事務所に依頼するのもおすすめです。
探偵は浮気調査の専門家であり、詳細な調査を行うことができます。
探偵事務所に依頼すれば、旦那さんが浮気をしているかどうかが明確になり、浮気の証拠を手に入れることができます。
単身赴任中の浮気防止策
単身赴任中の夫の浮気や不倫を防ぐための対策を知っておくことは大切です。
対策を講じることで、100%浮気や不倫のリスクがなくなるわけではありませんが、そのリスクを軽減することは可能です。
夫の浮気が心配であったり、疑わしい行動がある場合は、早めに対策を取ることをおすすめします。
こまめにコミュニケーションを取る
単身赴任中の夫婦間でのコミュニケーション不足は、浮気のリスクを高める一因となります。
夫が寂しさを感じず、家族の存在を常に実感できるように、こまめな連絡を心掛けましょう。
電話やメールに加えてビデオ通話を活用することで、顔を見ながらコミュニケーションができ、さらに親密な時間を共有できます。
子どもがいる場合は、一緒にビデオ通話に参加させたり、写真や動画を送り合ったりするのもよいでしょう。
赴任先に家族を感じさせるアイテムを置いておく
赴任先の部屋に家族を感じさせるアイテムを置くことで、夫に「自分は家族の一員である」と意識させることができます。
また、浮気相手への牽制にもなります。
家族写真を飾ったり、子どもが描いた絵や手紙を置くのも効果的です。
奥さんの香水や洋服を置くのもよいでしょう。
浮気が発覚した場合の対応を事前に伝えておく
浮気が発覚した場合にどうなるのかを事前に夫に伝えておくことで、浮気に対する抑止力を高めることができます。
例えば、「もし浮気をしたら、あなたと不倫相手に損害賠償を請求する」「浮気が発覚した場合、会社に乗り込んで行くし、離婚も考える」など、浮気が発覚した際には離婚や慰謝料請求を含む厳しい対応を取ることを伝えておきましょう。
会う頻度を増やして絆を深める
離れて過ごす時間が長くなるほど、夫婦の心の距離が広がり、浮気のリスクが高まります。
できるだけ頻繁に会うようにしましょう。
週末や連休を利用して、夫の赴任先に行くのも一つの方法です。
旅行やイベントなど、一緒に楽しめる予定を立てることもおすすめです。
忙しくて会う時間が取れない場合は、オンラインデートを取り入れるなどして、工夫してコミュニケーションを続けることが大切です。
単身赴任中に浮気が発覚した場合の対応方法
単身赴任中の夫に浮気が発覚すると、ショックを受けてどう対応すべきか迷ってしまう方も多いでしょう。
しかし、感情に流されず、冷静に対応を考えることが大切です。
ここでは、単身赴任中に浮気が発覚した場合の対応方法を解説します。
浮気や不倫の証拠を集める
浮気や不倫を疑う行動が見受けられても、まずは確実な証拠を集めることが大切です。
証拠がない状態で問い詰めても、相手は否定する可能性が高く、証拠がないと慰謝料請求や離婚調停などが不利になるケースもあります。
写真や動画、LINEのやり取り、クレジットカード明細、領収書、目撃情報など、あらゆる証拠を集めるようにしましょう。
証拠集めを探偵事務所に依頼するのも一つの方法です。
弁護士に相談する
証拠が集まったら、今後の対応について弁護士に相談しましょう。
弁護士は、あなたの状況に応じて、慰謝料請求や離婚調停、示談交渉など、最適なアドバイスをしてくれます。
弁護士に相談することで、法律に基づいた適切なアドバイスを受けられ、冷静な判断を下すことができます。
どの弁護士に相談すべきか迷った場合は、国が設立した「法テラス」に相談するのも一つの方法です。
無料で相談できるのでおすすめです。
慰謝料を請求する
不貞行為(民法709条)により精神的な苦痛を受けた場合、慰謝料を請求することができます。
慰謝料は、離婚をする場合だけでなく、離婚しない場合でも請求可能です。
また、慰謝料はパートナーだけでなく、浮気相手に対しても請求することができます。
慰謝料の相場は50万〜300万円とされています。
離婚を検討する
浮気が発覚した場合、離婚を考える方も多いでしょう。
離婚には、協議離婚、調停離婚、裁判離婚といった手続きがあります。
慰謝料請求のほか、財産分与、親権、養育費など、さまざまな問題を解決する必要があるため、弁護士に相談し、納得のいく形で解決することが大切です。
▶法テラス
単身赴任中の浮気から家族を守るために
単身赴任中の夫の浮気は、多くの妻が心配し、悩む問題です。
夫が遠くにいることで、妻は不安を感じやすく、日々のコミュニケーションが減ることがその不安をさらに強めることがあります。
しかし、単身赴任=浮気が必ずしも結びつくわけではありません。浮気をする人もいれば、浮気をしない人もいます。
したがって、夫婦間で信頼を築くことが大切です。
もし、夫の行動に不自然な点があると感じた場合は、探偵などの専門家に相談することを検討してみましょう。
浮気を疑うこと自体が心の負担になる場合もありますが、家族を守るためには、何が起きているのか冷静に見極めることが重要です。
専門家の助けを借りることで、より良い解決策が見つかるでしょう。
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