旦那の単身赴任で家計がピンチ!生活費がきついときにやるべきこと

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旦那単身赴任生活費

「旦那が単身赴任になって家計が厳しい…。」
「生活費がきつい…どうしよう…。」

共働きでも、単身赴任が始まると二重生活の負担は思った以上に大きいもの。

生活費が足りなくなり、家計が厳しくなるのはよくある悩みです。

単身赴任手当や住宅手当などの補助はありますが、それでも赤字になってしまうケースは少なくありません。

この記事では、旦那が単身赴任で家計が苦しくなったときに試すべき具体的な方法を紹介します。

目次

旦那の単身赴任で生活費がきつい!そんなときにやるべき5つのこと

旦那が単身赴任で家計が厳しい場合、生活費の見直しや収入を増やす工夫が必要です。

そうすることで、家計が安定し、余裕が生まれます。

その結果、買い物や旅行、貯金や投資など、将来のために使えるお金も確保でき、精神的にも安定するでしょう。

生活費がきついときにやるべき5つのことは、次のとおりです。

  • ①生活費の相場を確認して無駄を洗い出す
  • ②固定費・変動費を抑えて支出を削減する
  • ③専門家に相談して家計改善のアドバイスを受ける
  • ④副業を始めて収入を増やす
  • ⑤必要に応じて転職も視野に入れる

それぞれの詳細について説明します。

①生活費の相場を確認して無駄を洗い出す

家計が厳しいときこそ、生活費に無駄がないか見直すことが大切です。

単身世帯の生活費の相場を把握することで、単身赴任中の夫の生活費が適正かどうかを確認しやすくなります。

総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2023年」によると、単身世帯(勤労者)の1ヶ月の生活費相場と内訳は以下のとおりです。

1ヶ月の生活費182,114円
(主な内訳)
食費43,617円
電気代5,946円
ガス代3,127円
水道代2,073円
家具・家事用品代5,163円
洋服・靴代5,173円
交通費6,639円
教養娯楽費21,458円
通信費(携帯等)7,038円
交際費12,433円
※総務省統計局「家計調査(家計収支編)2023年

また、「年齢別」「地域別」「年収別」の単身世帯の生活費相場もまとめていますので、単身赴任中の夫の生活費と比べてみてください。

年齢別の生活費の相場

単身世帯(勤労者)の年齢別の生活費相場は、次のとおりです。

年齢1ヶ月の生活費
34歳以下167,633円
35〜59歳200,558円
※総務省統計局「家計調査(家計収支編)2023年

地域別の生活費の相場

単身世帯(勤労者)の地域別の生活費相場は、次のようになります。

地域1ヶ月の生活費
北海道・東北地方174,143円
関東地方189,328円
北陸・東海地方176,423円
近畿地方180,169円
中国・四国地方163,148円
九州・沖縄地方185,761円
※総務省統計局「家計調査(家計収支編)2023年

年収別の生活費の相場

単身世帯(勤労者)の年収別の生活費相場は、次のとおりです。

年収1ヶ月の生活費
200万~300万円143,771円
300万~400万円165,912円
400万~500万円191,133円
500万~600万円195,305円
600万円以上247,317円
※総務省統計局「家計調査(家計収支編)2023年

②固定費・変動費を抑えて支出を削減する

旦那の単身赴任は、生活費が二重になり家計を圧迫する大きな要因となります。

そんなときこそ、固定費と変動費を見直し、賢く支出を削減することが大切です。

ここでは、食費、水道光熱費、通信費、税金の4つの観点から節約方法を紹介します。

食費を効率よく節約する

単身世帯(勤労者)の食費の平均額と節約方法は、次のとおりです。

食費の平均額

単身世帯(勤労者)の食費の平均は月43,617円です。
参照:総務省統計局「家計調査(家計収支編)2023年

食費の節約方法

  • 自炊をする
    外食やコンビニ弁当はコストがかさむ傾向があります。毎日の食事を自炊に切り替えることで、大幅な節約が可能です。
  • 簡単で節約できるレシピを活用
    「簡単」や「節約」をキーワードにレシピを検索すれば、手軽に作れる料理がたくさん見つかります。特に時短メニューやワンポットレシピは忙しい日々にもおすすめです。
  • 作り置きで平日をラクに
    週末に数日分の食事を作り置きしておけば、平日の料理負担が減ります。カレーや煮物など、冷蔵保存が可能なメニューを中心に準備すると便利です。
  • 冷凍保存で食材を無駄なく活用
    購入した食材を小分けして冷凍保存すれば、必要な分だけ使えて無駄がありません。余ったご飯や野菜も冷凍することで長持ちし、食材を有効活用できます。
  • お得な買い物で賢く節約
    スーパーの特売日や割引クーポン、ポイントなどを活用して食材をお得にゲットしましょう。旬の食材や値下げ品を選ぶのもコツです。
  • 手作り弁当でランチ代を節約
    ランチは外食を控え、手作りのお弁当を持参するだけで食費の節約が可能です。朝のひと手間は必要ですが、外食よりも健康的でお財布にも優しい選択です。

水道光熱費の節約ポイント

単身世帯(勤労者)の水道光熱費の平均額と節約方法は、次のとおりです。

水道光熱費の平均額
単身世帯(勤労者)の光熱費の平均額は、電気代が月5,946円、ガス代が月3,127円、水道代が月2,073円となっています。
参照:総務省統計局「家計調査(家計収支編)2023年

電気代の節約方法

  • 暖房の設定温度を下げる
    暖房の温度を21℃から20℃に1℃下げるだけで、年間約1,650円の電気代を節約可能です。※外気温6℃、2.2kWのエアコンを1日9時間使用した場合
  • フィルターを定期的に掃除
    エアコンのフィルターを月に1~2回掃除することで冷暖房の効率が上がり、年間約990円の電気代を削減可能です。
  • PCの使用時間を見直す
    PCの使用時間を1日1時間短縮すると、年間でデスクトップPCなら約980円、ノートPCなら約170円の節約が期待できます。
  • こたつの温度設定を控えめに
    電気こたつの温度を「強」から「中」に下げることで、年間約1,520円の節約が可能です。※1日5時間使用した場合

参照:空調 | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト

ガス代の節約方法

  • ガスファンヒーターの使い方を工夫
    使用時間を短縮:毎日1時間の使用を減らすだけで、年間約2,050円のガス代を削減できます。 ※設定温度20℃の場合
    温度を下げる:設定温度を21℃から20℃に下げれば、年間約1,320円の節約が見込めます。
  • 強火から中火へ切り替え
    水1Lを沸かす際に強火から中火にすることで、年間約390円のガス代節約が期待できます。※水温20℃、1日3回沸騰させた場合

参照:空調 | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト

水道代の節約方法

  • シャワーの使用時間を短く
    シャワーを1分短縮するだけで、年間約1,140円の水道代が節約可能です。※45℃の場合
  • 洗濯はまとめ洗いで効率化
    洗濯物を定格容量の4割ずつ洗うよりも、8割の容量で洗濯回数を半分に減らすことで、年間約4,360円の水道代を節約できます。※定格容量6kgの場合

参照:洗濯機・掃除機 | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト

通信費の見直しでコストダウン

単身世帯(勤労者)の通信費の平均額と節約方法は、次のとおりです。

通信費の平均額

単身世帯(勤労者)の通信費(携帯代、インターネット代等)の平均額は月7,038円です。
参照:総務省統計局「家計調査(家計収支編)2023年

また、総務省の「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査」によると、携帯料金の平均は月3,297円、端末代は月5,824円となっています。

通信費の節約方法

  • 格安SIMへの変更
    格安SIMに切り替えることで、月々の通信費を大幅に抑えられる可能性があります。
  • 料金プランの見直し
    現在の契約内容を見直すことで、使っていないオプションや過剰なデータ量を削減し、無駄なコストをカットできます。
  • Wi-Fi環境の見直し
    リーズナブルな料金のWi-Fiサービスへの変更を検討しましょう。モバイルWi-Fiは外出先でも使えるため、コスト削減と利便性の向上が両立できます。

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税金対策で家計の負担を軽減する

単身赴任者でも、以下の税金対策を活用することで家計の負担を軽減できる可能性があります。

とくに特定支出控除は、単身赴任に伴う転居費や帰省費が控除対象となり、税金の負担を軽減できる可能性があるためおすすめです。

単身赴任向けの税金対策の詳細については、以下の記事をご覧ください。

③専門家に相談して家計改善のアドバイスを受ける

単身赴任による二重生活で生活費が厳しい場合は、専門家に相談するのがおすすめです。

ファイナンシャルプランナー(FP)に相談することで、家計の改善点や具体的な節約方法についてアドバイスを受けられます。

さらに、将来のライフプランにもとづいて必要な資金を明確にできるため、夫婦で共通の認識を持つことができ、不安を軽減することにもつながります。

FP無料相談の保険チャンネル」では、何度でも無料でオンライン相談ができるので、忙しい方でも安心して利用できます。しつこい勧誘や営業もありません。

専門家に相談したことがない方は、今の状況を乗り越えるために、ぜひ一度しっかりと相談してみましょう。

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④副業を始めて収入を増やす

単身赴任で生活費が厳しい場合、副業を始めて収入を増やすことで、家計を改善できる可能性があります。

単身赴任中は1人の時間が多くなるため、副業に取り組むよいチャンスです。

月に1〜2万円の副収入でも、家計に余裕が生まれるでしょう。

また、副業を通じて、本業に役立つ知識や経験を得られる可能性もあります。

スキマバイトやクラウドソーシングサイトを活用すれば、空いた時間を有効に使えて、在宅で副業に取り組めるためおすすめです。

ただし、会社員の場合、副業の年間収入が20万円を超えると確定申告が必要になる点には注意が必要です。

参照:国税庁「確定申告が必要な方
国税庁「所得税の確定申告

⑤必要に応じて転職も視野に入れる

現在の職場に不満があり、収入の増加が見込めない場合は、転職を検討するのも一つの方法です。

転職することで、単身赴任から解放され、自宅から通勤できるようになるかもしれません。

また、転職によって収入が増える可能性もあります。

転職エージェントを活用すれば、自分の市場価値を把握でき、かつ無理なく転職に関する情報を収集できます。

無料で利用でき、いつでもサービスを終了できるため、転職しなかったとしても問題はありません。

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旦那の単身赴任で家計が厳しいときによくある悩み

ここでは、旦那の単身赴任で家計が厳しいときによくある悩みを紹介します。

旦那が生活費をくれない…どう対応すべき?

単身赴任中の旦那が生活費をくれない場合、まずは夫婦間で収入や支出についてしっかりと話し合いましょう。

このとき、感情的にならず、冷静に対応することが重要です。

もしかすると、旦那は家計の詳細を把握しておらず、生活費を渡さなくても問題ないと誤解している可能性があります。

そこで、具体的な数字を示しながら説明することで、旦那の理解を深めることができます。

それでも生活費をくれない、あるいは話し合いが平行線をたどる場合には、弁護士に相談するのも一つです。

ただし、この場合、最悪の場合は離婚に至る可能性もあるため、そのリスクも考慮する必要があります。

弁護士に相談する際は、国が設立した「法テラス」を利用すれば無料で相談できるので、活用を検討してみてください。

単身赴任者向けの補助金はある?どこで申請できる?

一般的に、単身赴任者専用の補助金制度は存在しません。

ただし、企業によっては、単身赴任者に向けたさまざまな手当や補助が用意されていることがあります。

主な例として、以下のような手当が挙げられます。

  • 単身赴任手当
    単身赴任に伴う生活費の増加を補助するための手当
  • 家賃補助(住宅手当)
    赴任先の住居費の一部または全額を補助
  • 帰省旅費手当
    赴任先から自宅への帰省にかかる交通費を補助
  • 引っ越し手当(転勤支度金)
    引っ越し費用や家具・家電の購入費用を補助

これらの手当や補助の支給条件や金額は企業ごとに異なるため、事前に会社の制度を確認しておくことが大切です。

単身赴任手当の相場はどれくらい?増額の可能性は?

単身赴任手当の相場は、以下のとおりです。

単身赴任手当の相場

▼厚生労働省「令和2年就労条件総合調査」の単身赴任手当の相場
・単身赴任手当:47,600円
・家族手当:17,600円
・住宅手当:17,800円

▼0123引越文化研究所「転勤実態アンケート2023」の単身赴任手当の相場
・単身赴任手当:単身世帯93,000円、家族世帯131,000円
・引っ越し手当:単身世帯114,000円、家族世帯173,000円

国の調査では、単身赴任手当は47,600円と決して高額ではありません。

参考までに、トヨタ自動車の単身赴任手当は2024年4月から従来の倍となり、月6万円となっています(日本経済新聞)。

給与が高い場合や他の手当が充実していることも考えられますが、トヨタでさえ、単身赴任手当はそれほど高額ではないことがわかります。

単身赴任手当の増額を会社に交渉しても、実現できる可能性が高い企業は少ないでしょう。

もし実現したとしても、実施までには時間がかかるはずです。

増額が期待できないため、他の方法で家計改善を進めることが重要です。

単身赴任はどれくらい続くの?1〜2年で終わる可能性は?

単身赴任の期間は、会社や仕事内容によってさまざまです。

一般的には3~5年程度で終わることが多いですが、1~2年で終了する場合や、逆に10年以上続くケースもあります。

単身赴任の期間は、会社の事業計画や人事異動の状況などに左右されるため、必ずしも事前に明確にわかるわけではありません。

単身赴任が決まった際には、会社に期間の見通しを聞いておくとよいでしょう。

まとめ

旦那の単身赴任で家計が厳しいと感じたら、生活費の相場を確認して支出を見直したり、節約術を取り入れたりすることが大切です。

また、ファイナンシャルプランナーに相談したり、副業で収入を増やす方法を検討するのも効果的です。

状況を放置しても改善しない場合が多いため、「生活費がきつい」と感じたら早めの行動が必要です。

この記事の内容を参考にしながら、できることから対策を始めてみてください。

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この記事を書いた人

5年ほど単身赴任しています。教育関連会社勤務。
このサイトでは、単身赴任の楽しさや辛さ、苦しさ、充実度、過ごし方に関する情報を提供・共有します。

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