単身赴任が辛い!帰りたい!その苦しみ、私も経験しました【体験談】

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単身赴任が辛い帰りたい

単身赴任は、家族や馴染みのある環境から離れなければならず、想像以上に心身にストレスを与えるものです。

特に、日常生活の中で感じる孤独感や、家族とのつながりが薄れることは、単身赴任者にとって大きな悩みの種となります。

ここでは、筆者が実践してきた方法を紹介し、どのようにしてこの新しい生活に適応してきたのかをお伝えします。これらの体験が、同じような状況にいる方々にとって少しでも参考になれば幸いです。

自分自身を大切にしながら、日々の生活を充実させるためのヒントを見つけていきましょう。

目次

単身赴任が辛いと感じる理由

単身赴任が辛いと感じる理由は、以下の5つです。

それぞれの内容について詳しく説明します。

家族と会えない

単身赴任は、必然的に家族と離れて生活することになります。

日常生活で家族との触れ合いがない寂しさは想像以上に大きく、単身赴任者が最初に直面する大きな困難です。

自宅にいても、妻や子どもの声は聞こえず、会社の愚痴を共有する相手もいません。一人で食事をしたりテレビを見たりする中で、家族の存在の大切さを実感します。

特に、これまで多くの時間を家族と過ごしてきた人にとって、家族と会えない日々は大きなストレスになるでしょう。

子どもの行事に参加できないことがある

単身赴任中の大きな悩みの一つは、子どもの成長を近くで見守れず、重要な行事に参加できない場合があることです。

例えば、運動会、発表会、参観日、入園式、卒業式、クリスマスイベント、部活の大会など、こうしたイベントに立ち会えないのは、単身赴任者にとって大きな喪失感をもたらします。

写真や動画で見るのと、実際に参加するのでは、思い出の残り方がまったく違います。

特に子どもが小さいと、参加できないことをとても悲しく思うでしょう。

家事や子育てを任せっぱなしになる

単身赴任になると、これまで夫婦で分担していた家事や育児をすべて奥さんに任せることになります。

その結果、奥さんはワンオペで家事や子育てをこなさなければならず、非常に大変です。この負担を奥さんに背負わせることに対する罪悪感は、多くの単身赴任者が共通して抱える悩みです。

特に子どもが小さかったり、奥さんも働いている場合、負担は一層大きくなります。そのため、奥さんから不満を言われることも少なくありません。

自宅に帰った際には、居心地の悪さを感じることも多いでしょう。

奥さんの反感を買い、喧嘩が増えることで家庭が崩壊したり、離婚に至る可能性もあります。

孤独を感じる

単身赴任生活は、孤独との闘いでもあります。家族と離れ、慣れない環境で過ごすことは、精神的に大きな負担です。

仕事から帰っても、家族との会話や触れ合いがないため、一人でいる時間が増え、寂しさや孤独感が強まります。

家族とビデオ通話をしても、通話が終わった後に孤独感が押し寄せてくることがあります。

特に休日は誰とも話さずに一日が過ぎることが多く、精神的な疲労は想像以上に深刻です。

職場の環境に馴染めない

新しい職場環境に適応するプレッシャーは、単身赴任者にとって大きな負担となります。

新しい人間関係を築き、仕事の進め方を覚える必要がある上に、周囲のサポートを得にくい場合もあります。

特に転勤直後は、仕事で思うように成果が出せず、上司や同僚からのプレッシャーを感じやすいため、精神的に不安定になりがちです。

中には、新しい職場での人間関係がうまくいかず、孤立してしまうこともあります。

【体験談】単身赴任が辛いときにやっていること

単身赴任は、家族との時間や慣れ親しんだ環境を離れ、新しい土地での生活が思った以上に心身に負担をかけるものです。

ここでは、筆者が単身赴任の辛さを乗り越えるために実践している6つのことを紹介します。

ひたすらドラマや映画を観る

単身赴任が辛いと感じるときは、ひたすらドラマや映画を観ています。

NetflixやAmazonプライム・ビデオ、U-NEXTなどの動画配信サービスを利用すれば、低コストで多彩な作品を好きなだけ楽しむことが可能です。

お気に入りの映画を観ていると、嫌なことを少しだけ忘れることができます。

自宅とは別にアカウントを作れば、観ている作品が家族にバレて嫌味を言われる心配もありません(妻に家事や子育てを任せっぱなしなので…)。

料理に挑戦する

これまで料理をあまりしたことがありませんでしたが、単身赴任の辛さを和らげるために挑戦しました。

料理をしている間は嫌なことを忘れられるので、おすすめです。

また、慣れない土地での単身赴任は食生活が乱れがちですが、自炊をすることで食費を抑えつつ栄養バランスの取れた食事ができます。

週末に作り置きしておけば、平日の食事の準備も楽になり、料理のスキルアップにもつながります。

クラシル、デリッシュキッチン、クックパッドなどを参考にすれば、初めてでも美味しい料理が作れますよ。

ジム通いを始めて体を鍛える

近くのジムに通い始めました。

最初はきつくて大変で、ジムに通うことを後悔することもありましたが、慣れてくると楽しくなりました。

ピストルスクワットやデッドリフト、ワンハンドローイング、レッグエクステンションなどのトレーニングを通じて、自分を追い込むことで大きな達成感を得られます。

姿勢も改善され、気持ちもポジティブになったと実感しています。

ビジネス書や小説を読み漁る

ビジネス書や小説をたくさん読むことにしました。単身赴任中は、自分の時間が増えるというメリットがあります。

そこで、これまで読めなかったビジネス書や小説を積極的に手に取るようにしました。

本を読むことで、不安や悩みを一時的に忘れたり、気持ちを切り替えて仕事に集中できるようになりました。

また、経済、金融、会計、マネジメントの本も、仕事に役立っています。

近くに本屋がない場合は、読み放題サービスが便利です。スマホで手軽に読めるので、電車やバスの中で他人に何を読んでいるか知られる心配がありません。

投資や資格の勉強をする

将来の不安を解消するために、投資や資格の勉強を始めました。

投資では国内株式に興味があったため、財務諸表の読み方や企業分析、テクニカル分析を集中的に学びました。

資格に関しては、FPに興味があったので、この機会に勉強を始めています。資格は転職に役立つ可能性があるため、持っていて損はありません。

勉強は大変ですが、自分のペースでコツコツと進めています。

一人飯の新しい店を開拓する

単身赴任の楽しみの一つは、一人で外食をすることです。

家族に気を使わず、自分の興味がある店でゆっくり食事を楽しめます。

居酒屋や焼き鳥屋も良いですが、少し高めの小料理屋は男性の憧れではないでしょうか。

月に1〜2回は新しい店を開拓し、お客さんや店員さんと親しくなることもあり、楽しい時間を過ごしています。

この時間は、単身赴任の辛さや帰りたいという気持ちを忘れさせてくれます。

単身赴任から帰りたいときの対処法

単身赴任から帰りたいときの対処法は、以下の4つです。

それぞれの内容について説明します。

勇気を持って上司に相談する

単身赴任の辛さや帰りたい気持ちを正直に上司に伝えてみましょう。会社が何らかの対応策を検討してくれるかもしれません。

単身赴任者の悩みは、会社も多くの場合把握しているため、相談することで状況が改善される可能性があります。

特に、社員を大切にする会社であれば、その期待が高まります。

思い切って異動願を出す

会社によっては、人事異動が行われる前に異動願を出せる制度があります。

単身赴任の解消を希望する旨を明記し、提出してみましょう。希望する勤務地や家族の状況を具体的に伝えることが大切です。

ただし、異動願が必ずしも承認されるわけではないため、その点に注意が必要です。会社の事情や人員配置の関係で、希望が通らない可能性もあることを考慮しておきましょう。

総務・人事担当者を対象とした引越文化研究所の「転勤実態アンケート2023」によると、年間の人事異動の回数は「毎年2回」が最も多く、29.2%を占めています。次に多いのは「毎年1回」と「毎年3回以上」で、どちらも23%でした。

お金はかかるが帰るペースを増やす

経済的に余裕があれば、家族のもとに帰る回数を増やすのも効果的です。

電話やテレビ電話も効果的ですが、実際に顔を合わせることで、寂しさやストレスを軽減できます。

費用を抑えるためには、移動手段を工夫したり、早めに予約してお得なチケットを見つけるのもよいでしょう。

転勤がない会社に転職する

転職は、単身赴任から解放される最も確実な方法です。転勤がない会社に転職することで、家族と一緒に生活できるようになります。

転職活動は手間がかかりますが、転職サイトやエージェントを利用することで、自分の希望に合った企業を見つけやすくなります。

転勤がない会社の特徴には、以下の点があります。

  • 支社や事業所がない
  • 本社勤務が必須の職種
  • エリア限定社員の募集
  • リモートワークを導入している

転職サイトやエージェントを利用する際は、「転勤なし」や「単身赴任なし」と明記することを忘れないようにしましょう。

まとめ

単身赴任は、孤独感や家族とのつながりの喪失から心身に大きなストレスを与えます。

筆者はこの困難を乗り越えるため、料理やジム通い、読書に挑戦し、自己成長を図りました。また、新しい飲食店を開拓し、一人での外食を楽しむことで、気分転換を図りました。

さらに、会社に相談したり異動願を出すことで、帰る方法を模索することも大切です。

これらの体験を通じて、孤独感を軽減し、充実した生活を送るための役立つ方法を見つけることができました。参考になる点があれば、ぜひ試してみてください。

■子育てやメンタルケアに役立つ情報サイト・相談窓口
・子育て・教育の相談…政府広報オンライン「子育て・教育
・子ども支援制度…こども家庭庁「よくわかる 子ども・子育て支援新制度
・子育て・心のケアの相談…Save the Children「おやこのミカタ
・働く人のメンタルヘルス…厚生労働省「こころの耳
・職場トラブルの相談…厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内

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この記事を書いた人

5年ほど単身赴任しています。教育関連会社勤務。
このサイトでは、単身赴任の楽しさや辛さ、苦しさ、充実度、過ごし方に関する情報を提供・共有します。

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